
福山・鞆の浦のファミリー歓迎おすすめ宿
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赤レンガ煙突の酒蔵群から立ち上る蒸米の湯気と青い杉玉。吟醸酒発祥の地・西条で味わう熱々の蔵人鍋「美酒鍋」と、江戸の豪商屋敷が静かに息づく安芸の小京都・竹原の町並み。冬の瀬戸内が誇る極上ブランド牛「峠下牛」と銘酒に酔いしれる大人の冬紀行。
兵庫の灘、京都の伏見と並び、日本三大銘醸地のひとつとして名高い広島県東広島市の「西条」。標高約250メートルの西条盆地に位置するこの地は、秋から真冬にかけて朝晩の冷え込みが極めて厳しく、酒造りに最適な気候条件を備えています。軟水醸造法を確立した三浦仙三郎の教えを受け継ぎ、吟醸酒発祥の地としても知られる西条の町には、JR西条駅の南側にわずか1キロメートル四方の範囲に7つもの名門蔵元(賀茂鶴、白牡丹、西條鶴、福美人、賀茂泉、亀齢、山陽鶴)が軒を連ねています。
11月から1月にかけては、まさに酒蔵が一年で最も活気と緊張感に満ちる「寒仕込み」の最盛期です。早朝、赤レンガの煙突からは酒米を蒸し上げる白い湯気が立ち上り、通り一帯には甘くフルーティーな吟醸香が心地よく漂います。新酒の完成を告げる瑞々しい緑色の「杉玉(酒林)」が各蔵の軒先に次々と吊るされ、直売所には火入れを行わないフレッシュなしぼりたて生原酒や、できたての芳醇な酒粕が並びます。各酒蔵の敷地内には自由に飲める井戸水(仕込み水)が湧き出ており、蔵ごとに異なる水のまろやかさを味わいながら歩くのも冬ならではの趣深い時間です。
西条の仕込み水は、背後にそびえる龍王山に降り注いだ雨雪が半世紀以上の歳月をかけて地下深く浸透した清らかな伏流水です。同じ酒蔵通りの中でも、北側と南側で硬度が微妙に異なり、中硬水の蔵では力強いキレのある酒が、軟水の蔵では繊細で芳醇な吟醸酒が生まれます。冬の冷たい空気の中、マイカップを片手に各蔵の井戸を巡り、水の違いが酒の個性にどのように反映されているのかを確かめる「仕込み水巡り」は、酒処・西条ならではの知的な知的好奇心を刺激する旅の醍醐味です。
西条の冬の美食を語る上で欠かせないのが、郷土の名物「美酒鍋(びしゅなべ)」です。その起源は昭和初期、過酷な寒さの中で早朝から夜遅くまで作業を続ける酒蔵の蔵人たちが、身体を温めるために考案した賄い料理にあります。一般的な鍋料理のように水や出汁を使うことは一切せず、鉄鍋で豚肉、鶏肉、砂肝を炒めた後、清酒を惜しみなく注ぎ入れ、塩と粗挽き黒胡椒のみで味を整えます。白菜や玉ねぎ、長ネギが日本酒の蒸気の中でしんなりと煮え立ち、肉と野菜の旨味が酒のアミノ酸によって極限まで引き出されます。
アルコール分は強火で完全に飛ばされるため、お酒に弱い方でも問題なく楽しめ、後味は驚くほどさっぱりとしています。生卵にくぐらせて頬張れば、塩胡椒のスパイシーさと日本酒の上品な甘みが口いっぱいに広がり、冬の冷えた五臓六腑に染み渡ります。また、西条から車で約30分の港町・竹原では、清らかな水と澄んだ空気の中で育まれたブランド和牛「峠下牛(たおしたぎゅう)」が冬のご馳走として親しまれています。地元の酒粕を飼料に加えることで実現したとろけるような脂の甘みと濃厚な赤身は、ステーキやすき焼きで極上の味わいを約束します。
美酒鍋と並び、冬の西条で味わいたいのが搾りたての新酒粕を使った「酒粕汁」や「粕漬け」です。蔵元直営のレストランや駅前の老舗割烹では、芳醇な大吟醸の酒粕を贅沢に溶いた汁物に、瀬戸内海の寒ブリや広島県産の牡蠣、根菜をたっぷり入れた粕汁が振る舞われ、一口すするごとに体の芯からぽかぽかと温まります。さらに竹原の港町では、冬の瀬戸内海で獲れる新鮮な真鯛やメバル、太刀魚のお造りと合わせることで、山海の恵みが調和した広島の冬の美食の真髄を心ゆくまで堪能できます。
瀬戸内海に面した竹原は、平安時代には京都・下鴨神社の荘園として栄え、江戸時代中期には製塩業と酒造業によって莫大な富を築いた歴史を持ちます。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「竹原町並み保存地区」には、当時の豪商たちが競い合って建てた重厚な本瓦葺きの屋敷や、繊細な意匠が施された「竹原格子」が今なお往時の姿のまま残されています。
冬の竹原は、訪れる観光客の足音も穏やかで、石畳の小路には凛とした静寂が漂います。町並みの奥、小高い丘に位置する「西方寺 普明閣(ふみょうかく)」の舞台造りのお堂へ登ると、眼下には黒漆喰の瓦屋根が連なる歴史的な町並みと、その向こうに広がる瀬戸内海の穏やかな冬の海が一望できます。江戸後期の儒学者・頼山陽の生家である春風館や、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の生家である竹鶴酒造など、近代日本の礎を築いた偉人たちの息吹に触れられるのも竹原の大きな魅力です。
竹原の海岸沿い、忠海(ただのうみ)港からは、野生のうさぎたちが暮らす島として世界的な人気を誇る「大久野島」へのフェリーが発着しています。冬の大久野島は観光客も比較的落ち着き、穏やかな瀬戸内海の冬景色の中で愛らしいうさぎたちとゆったり触れ合える静かなリゾートタイムが流れています。忠海港周辺で竹原銘菓の「竹の茶屋ジェラート」や地元酒蔵の銘酒を買い揃え、瀬戸内海の潮風を感じながら過ごす時間は、歴史散策とはまた違った穏やかな癒やしを与えてくれます。
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西条駅から徒歩8分 西条ICより車で約10分
JR西条駅南口から徒歩約2分、赤レンガの煙突が林立する酒蔵通りの入り口至近に位置する「HOTEL VAN CORNELL(ホテルヴァンコーネル)」。ビジネスホテルの枠を超えた上質な設えと、西条の街並みに溶け込むシックな外観が印象的です。館内には西条の銘酒を取り揃えたレストランがあり、冬の冷え込んだ夕べに出来立ての新酒とともに地元食材を活かした逸品を味わえます。客室はシンプルかつ機能的に設計され、シモンズ社製ベッドが冬の長旅の疲労を優しく解きほぐします。賀茂鶴や白牡丹、西條鶴といった名だたる酒蔵群へ徒歩数分でアクセスできるため、朝一番の澄んだ空気の中で杉玉が青々と新調された酒蔵の町並みを気ままに散策する拠点としてこれ以上の立地はありません。

JR西条駅徒歩10分/山陽自動車道 西条IC車で7分
JR西条駅南口から徒歩約4分、東広島市の官庁街・商業エリアにほど近い「東広島グリーンホテルモーリス」。広々とした大浴場にはサウナと水風呂が完備され、冬の酒蔵巡りで冷え切った身体を湯気のぬくもりで芯から癒やすことができます。客室は全室に幅広のライティングデスク、加湿機能付き空気清浄機、高速Wi-Fiを備え、ゆとりあるダブルベッドを採用。朝食ビュッフェでは、広島県産の採れたて卵や地元契約農家の旬野菜、毎日手作りされる温かい和洋総菜が並び、宿泊者から絶大な支持を集めています。フロントスタッフの丁寧な案内やレンタサイクルの貸出など、細やかな心配りが行き届いた極めて完成度の高いシティホテルです。

JR竹原駅すぐそば。 広島空港から竹原駅方面行き乗合バスで竹原駅前まで約25分、駅前バス停すぐそば。
JR竹原駅の目の前に堂々と佇み、安芸の小京都・竹原の観光拠点として絶大な信頼を誇る「グリーンスカイホテル竹原」。竹原の象徴である「竹」をモチーフにしたスタイリッシュな館内デザインが特徴で、和モダンなロビーが温かく旅人を迎えます。国の重要伝統的建造物群保存地区「竹原町並み保存地区」へは徒歩約12分と散策に絶好。館内レストラン「瀬戸内ダイニング ハーベスト」では、竹原が誇るブランド牛「峠下牛(たおしたぎゅう)」のグリルや、竹原の三蔵(竹鶴・藤井・中尾)の地酒、瀬戸内海の旬魚をふんだんに取り入れた創作フレンチ・会席を提供。大久野島(うさぎの島)へのフェリーが発着する忠海港へのアクセスも良く、竹原の歴史と瀬戸内の旅情を満喫できます。

JR 西条駅よりバスで広島大学行に乗車、広大中央口下車約12分
東広島市西条の学術・文化エリアに位置し、テニスコートや大型フィットネス施設を併設したリゾートライクなシティホテル「西条HAKUWAホテル」。広大な敷地と開放的なロビーが特徴で、都会の喧騒を離れてゆったりとした滞在が叶います。客室は一般的なビジネスホテルよりもひと回り広く設計されており、ゆとりあるベッドと清潔なバスルームで快適な休息を約束。館内には本格的な日本料理レストランと中国料理レストランがあり、冬の旬魚や広島牛を用いた贅沢な会席料理を落ち着いた個室で堪能できます。山陽自動車道西条IC・志和ICからもアクセス良好で、自家用車やレンタカーで酒蔵通りや竹原、三原方面を巡るドライブ旅のベースキャンプとして非常に便利です。

JR山陽本線 西条駅より徒歩にて約3分 山陽自動車道 西条ICより2.5Km 車で約7分
JR西条駅北口から徒歩約1分という驚異的な好アクセスを誇る「ホテルルートイン東広島西条駅前」。駅北口の静かなロータリーに面し、電車の利用でも冬の冷え込みを感じることなくスムーズにチェックイン可能です。館内には旅人の疲れを癒やす男女別人工温泉大浴場「旅人の湯」を備えており、手足を伸ばしてゆったりと湯浴みを楽しめるのが大きな魅力。全室にWOWOW無料視聴、加湿空気清浄機、無料Wi-Fiを完備。朝食には毎朝焼き上げられるクロワッサンや温かいお味噌汁、各種和洋おかずが無料で提供され、元気な朝のスタートをサポートします。酒蔵通りのある南口へは駅の自由通路を渡ってすぐのため、観光にもビジネスにも圧倒的な利便性を発揮します。
JR山陽本線西条駅の観光案内所で仕込み水巡りコップや酒蔵マップを手に入れ散策開始。名店「佛蘭西屋」などで、清酒のみで煮立てる熱々の名物美酒鍋を堪能して冷えた身体を温めます。
賀茂鶴の見学室や白牡丹、福美人の格子窓を眺めながら散策。新調された青い杉玉をバックに記念撮影し、冬限定のしぼりたて新酒や手作り酒粕スイーツを味わいます。
西条または竹原の宿にチェックイン。大浴場やサウナで寛いだ後、ホテル内または周辺の居酒屋で広島銘酒の飲み比べと瀬戸内の小鰯・牡蠣料理に舌鼓。
車またはJR呉線で竹原へ。石畳が続く町並み保存地区で竹原格子や歴史的建造物を見学し、高台の普明閣舞台から静寂に包まれた冬の町並みと瀬戸内海を鑑賞。
竹原のレストランで極上峠下牛の炭火焼きランチ。道の駅で竹原三蔵の純米酒や竹細工工芸品、瀬戸内レモン菓子をお土産に買い揃え、広島空港または新幹線駅へ。
11月から1月にかけては、西条の酒蔵が一斉に冬の新酒(初しぼり)の仕込みに入る一年で最も活気にあふれる季節です。赤レンガの煙突から蒸米の白い湯気が立ち上り、通り一帯に甘く芳醇な吟醸香が漂います。各酒蔵の軒先には、新酒ができた合図である鮮やかな緑色の「杉玉(酒林)」が掛け替えられ、直売所では出来立ての無濾過生原酒や新酒粕が並びます。白壁となまこ壁、赤瓦の屋根が連なる風情ある酒蔵通りをゆっくり歩きながら、各蔵の仕込み水(名水)を飲み比べるのも冬ならではの贅沢な体験です。
美酒鍋は、酒造りの蔵人たちが冬の過酷な寒冷期に賄い料理として考案した西条独特の伝統鍋料理です。調理には水や出汁を一切使わず、たっぷりの日本酒と塩、黒胡椒のみで豚肉、鶏肉、砂肝、白菜、玉ねぎ、長ネギ、椎茸などの具材を鉄鍋で手早く炒め煮にします。アルコール分は強火で完全に蒸発するため、お酒が弱い方やお子様でも安心して召し上がれます。日本酒のアミノ酸と旨味が肉の臭みを消し、素材の甘みを最大限に引き出すため、あっさりしながらも深いコクがあり、冬に体を芯から温めてくれる逸品です。
竹原は江戸時代に製塩業や酒造業で栄えた豪商たちの屋敷が立ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。冬の竹原は観光客の喧騒が落ち着き、格子窓(竹原格子)や漆喰の白壁が静寂の中に際立ちます。京都の清水寺を模した舞台造りの「西方寺 普明閣」へ登れば、竹原の町並みと瀬戸内海の穏やかな冬景色を一望できます。頼山陽ゆかりの春風館や旧森川家住宅などの歴史的建造物見学を含め、散策の所要時間は約1時間半〜2時間程度が目安です。
峠下牛は、竹原市郊外の豊かな自然と清流に恵まれた峠下地区の牧場で丹精込めて育てられる広島の銘柄牛です。雌牛のみを長期肥育し、肉質はきめ細やかで上品な甘みのある脂、しっかりとした赤身のコクが際立ちます。地元の日本酒粕を配合した飼料を食べて育つため、肉の風味が芳醇で後味がすっきりしているのが特徴です。冬はステーキやローストビーフのほか、陶板焼きや地酒仕込みのすき焼きで味わうのが格別です。
広島空港は東広島市と竹原市のちょうど中間に位置し、空港から竹原駅へは乗り合いタクシーまたは路線バスで約30分、JR白市駅経由で西条駅へは約35分と抜群の近さです。新幹線利用の場合は東広島駅または広島駅・三原駅が起点となります。1日目に西条の酒蔵通りで新酒の試飲と美酒鍋を楽しみ、西条または竹原に宿泊。2日目に竹原の町並み保存地区を散策後、忠海港から大久野島に渡るか、安芸津の風光明媚な海岸線をドライブして広島空港・新幹線駅へ戻るコースが最も効率的でおすすめです。

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